SNSでたまに見る「アメッシュ」
名前的に雨に関するものと思われますが
どんなものなんでしょう?
アメッシュとは
東京都下水道局が運営する降雨情報システム(公式HP)
正式名称:東京アメッシュ
導入開始:昭和63年度~
平成28年度からは最新式のMPレーダー(※)を導入し、一時間一ミリ以下の弱い雨を観測できるようになる。
※MPレーダーとは
これまでの気象レーダーは、雨粒を水平方向のみで観測を行っていたのに対し、
MPレーダーは、水平と垂直の2方向から雨粒を立体的に、きめ細かく観測することができます。
雨粒が大きくなるほどつぶれるという性質を利用して雨の粒径分布に関する情報を観測することができます。
[引用]東京アメッシュHP
システムの目的
浸水被害を引き起こす原因となり得る集中豪雨。
これは、ポンプ所や水再生センターなど下水道施設の運転に大きな影響をもたらします。
このため、正確な降雨情報が必要となるのです。
また、住宅の浸水への備えとしても活用できるよう、一般公開されています。
レーダー雨量計システム
東京アメッシュは、中央処理・配信処理装置を中心に、東京の2つのレーダー基地局(港レーダー、稲城レーダー)と地上雨量計(下水道局、建設局)、端末局から構成されたレーダー雨量計システムです。
観測範囲は?
「東京」アメッシュだけに、範囲も東京~隣県までに限られます。
東京を中心とした東西約190km南北約120kmの範囲の降雨状況を表示しています。
予報はできる?
予報として表示はされませんが、5分毎に120分前まで遡ることができます。
これによって、今後どのような雲の流れになるか、予測することができます。
アメッシュ公式Twitter(降雨情報)
定期的に降雨情報をつぶやいてくれます。
10:35更新 #多摩市 の周辺で【非常に激しい雨】、#国立市 の周辺で【強い雨】、#昭島市 の周辺で【並の雨】、#立川市,#檜原村,#奥多摩町 の周辺で【弱い雨】のようです。 https://t.co/Q1AxHNYW30
— アメッシュ【東京都】 (@AmeshTokyo2) August 6, 2023