最近話題になっている「感覚遮断落とし穴」ですが、初めて聞くワードです。
一体何を意味するものなのか、元ネタは何なのか?まとめてみました。
「感覚遮断」とは?
この言葉自体は昔からあるみたいです。
実際にはそこにない色や物体が見えるようになるのに、幻覚剤は必要ない。
感覚をほぼ遮断した環境に15分間ほど身を置くだけで、精神的に正常な人の多くが幻覚を見るという研究結果が発表された。
研究では、健康な被験者19人を、光と音を完全に排除した感覚遮断室に15分間入れた。
その結果、通常なら脳に絶えず押し寄せている感覚情報を絶たれた被験者の多くが、幻覚や妄想、抑うつ感を経験したと訴えた。
[引用]『WIRED』「感覚遮断」で幻覚出現:情報源の判断エラー説
「感覚遮断落とし穴」の元ネタは?
最近になってゲームなどのキャラで「落とし穴」と併せて表現されることがあります。
- 残機無限ちゃんvs感覚遮断落し穴
メモ
残機無限ちゃんvs感覚遮断落し穴 pic.twitter.com/9c7OIxa7U7— 窓 口 基 (@MADOguchimoto) April 14, 2023
なかなかハードなキャラですが、、
要は体の下半分を「遮断」した環境に置くことで、「無感覚」になる
というもの。
実際に穴の中では大変なことになっているのだが、
上半分の意識としては痛みもなく「無感覚」となるそうだ。
感覚遮断は何の役に立つ?
この原理が様々な分野で応用されています。
極地探査と宇宙査のためです。
南極基地や、宇宙船は極めて狭い環境で得られる情報も制限されます。実際の宇宙で支障をきたしたら手の打ちようがないので安全な場所で予行演習するわけです。
[引用]感覚遮断実験とは?3日以上耐えられた人はほとんどいない禁断の実験
宇宙旅行する上で「感覚遮断」免許とか出てくるかもしれませんね。