厚生労働省は、所得格差を示す代表的な指標「ジニ係数」の2021年調査結果を公表しました。
本来は3年毎に公表があり、前回が2017年でしたが、
2020年はコロナだった為、1年遅れとなりました。
ジニ係数とは一体何なのでしょう?
係数の大小で何が分かるのでしょう?
どこを調べても、所得やら税金やらで説明されていてピンとこなかった為
本日のお昼ごはんだった「餃子」に例えてみました。
簡易計算できるエクセルツールも作成しましたので
参考(目安)にしてみてください。
ジニ係数とは
主に社会における所得の不平等さを測る指標である。
0から1で表され、各人の所得が均一で格差が全くない状態を0、たった一人が全ての所得を独占している状態を1とする。
0.2~0.3が好ましいとされる。
社会騒乱多発の警戒ラインは、0.4以上である。
日本、各国のジニ係数は?
日本は危険域ではありませんが、世界の一部で危険域となっています。
[引用]国際ニュースナビ
ジニ係数をわかりやすく図解(例:餃子)
通常は、所得や税金・年金で計算することが多いですが、前提条件が複雑過ぎて理解に苦しむ為、かみ砕いてエクセルにしてみました。
お金→餃子に例え、50個の餃子を10人家族にどのように分配したら、どのくらいのジニ係数になるか、シミュレーションしました。
父母:10個、子供3~5個ずつ分配
※グラフや計算方法は上図内を参照
ジニ係数:0.256となりました。
家庭内 暴動は起きないでしょう。
全員5個ずつ分配
均等に分配するとどうなるでしょう?
ジニ係数:0.000となりました。
全人類 所得が均等になるとこうなります。
父が全て(50個)掌握
ジニ係数:0.900となりました。
家庭崩壊(暴動)に繋がります。
簡易計算エクセル(ツール)ダウンロード
上図で使用したエクセルは、[DL]ジニ係数_20230826よりダウンロードできます。(無料)
※あくまでも目安としてください。